社員のホンネ!座談会『海外事業部』

社員のホンネ!座談会

社員の様々な「ホンネ」を座談会形式でお送りします

今回は当社のPB(プライベートブランド)事業を担う海外事業部の皆さまにお話を伺いました。母国語の違う人とビジネスするにあたってどのようなことが障壁になるのでしょうか?部署の雰囲気についても教えて頂きました。(2020年1月現在)

座談会メンバー

左からT.I.さんT.N.さんS.U.さん

皆さんの仕事内容について教えてください

海外事業部では自社製品の開発、販売、アフターサービスを行っています。私はマネジメント職のため、前述の業務の管理とコントロールをしています。(T.I.)

座談会の様子

僕は品質管理とアフターサービスを担当しています。より魅力的な商品をお届けするため、お客様が気にしている点や、改善余地のある部分は工場と相談し商品に反映するようにしています。また、アフターサービスではお客様からの問い合わせデータを集計し、故障内容のチェック、それをもとにして工場へ修正や代品交渉を行っています。その他では、法令遵守に関わる部分の書類整備も担当しています。家電は専門の届出が必要なため、各商品の申請やそれに必要なチェックリストの作成、工場側への確認、最後に工場側の回答を日本語に訳して官公庁に提出しています。(S.U.)

私は主に購買管理、生産日程や納品日の調整等のスケジュール管理を担当しています。実際に商品が入ってくるときには輸入手続き書類の作成、フォワーダー(輸入に際しての運送業務を請負う事業者)との連携、検品費用の管理等を行います。また、在庫管理も担当していて、売れ行きに対して在庫が不足している商品を優先して生産するよう工場に交渉したり、納期の調整をしています。部署内でも私は特に経理など他部署と連携しながらあたる業務が多いです。(T.N.)

海外の取引先とはどのようにコミュニケーションを取られていますか?

部署内に中国の吉林省や江苏省出身者がいるので、彼らが通訳の代わりとなってコミュニケーションを取っています。海外事業部の中には、中国語が分からなくても中国の取引先と連絡を取っている人もいますよ。S.U.さんはそうですよね。(T.I.)

そうですね、僕は普段メールで連絡しています。翻訳サービスを使うことも多いのですが、日本語⇔中国語はうまく翻訳されないため英語でコミュニケーションを取ります。僕は日本語を英語にして、先方は中国語を英語に翻訳してというように。それでもうまく伝わらないことがあれば中国の取引先からT.N.さん宛に電話がかかってくるので、そこで彼女に直接説明してもらうこともあります。(S.U.)

部署の雰囲気やなじみやすさはどうですか?

私はもともと日本企業で働いており、中国企業に転職して食品開発に従事していました。その後MOAに入社したのですが、入社当初は部署のメンバーが少ない上に、半数が海外出張で不在続きでした。ですが人数が少ない分、密なコミュニケ―ションを取ることができすぐに馴染めました。今は徐々にメンバーが増えてきて仕事がしやすくなりましたね。今まで浅い知識でやっていたことも、経験のあるメンバーが入ってきたことで理解が深まりました。もともと日本語は話せたのでコミュニケーション面では問題ないですが、部署柄、専門用語が多く勉強しなければいけないことがたくさんあります。部署内は個性豊かなメンバーばかりですが、女性が少ないので今後増えてきたらうれしいですね。(T.N.)

僕も初めから馴染めたと思います。もともと前職で関わりのあった人も同時期に入社したので不安はなかったですね。他部署ではWEBデザインチームとの関わりが多いです。商品ページを初め、商品の化粧箱や取扱説明書の作成を一緒に行っています。商品のアピールポイントをLP(ランディングページ)に載せてもらったり過剰表現になっていないかだったりをチェックしています。海外事業部は開発から仕入・販売・アフターサービスまで、個人完結できる業務がないため、業務の依頼をしたり進捗を共有したり密にコミュニケーションを取っています。(S.U.)

座談会の様子

S.U.君が話したように海外事業部は会話しないと成り立たない仕事です。物流業務をうまく動かしても商品の生産が遅れれば意味がないし、商品が故障した場合はアフターサービスの担当が動いて、その原因を見つけて工場側に交渉しなければいけない。上流から下流まで様々な業務があるので海外事業部の仕事を1人で完結させることはできません。(T.I.)

日本の年始と中国の旧正月が連続する1月は、お互いの営業日が被る日数が少なく忙しかったですね。新商品の入荷もありましたし。(T.N.)

そうだね。メーカーから仕入れるのと違って開発から仕入までかなりの期間が必要になるため、来期予算の達成に向けても既に行動しています。既存商品が来期も同じだけ売れるとは限りません、既存商品で来期はいくら売れるという予測を立てて、不足分を新規商品の開発で補っていきます。それを日々の業務と並行して行っていくため、とても忙しいです。(T.I.)

海外出張はどれほどの頻度で行かれているのでしょうか?

僕は月に1回約1週間中国へ出張し、新商品開発の際に生産工場のチェックをしています。生産工程に問題はないか、出荷検査や性能検査もします。どんなに工場の品質が良くても製品の量産時は、不具合が発生してしまうため良品と不具合品が生産ラインに混在していないかを確認します。そうして、出荷時は良品だけになるように生産ラインチェック/出荷検査をしています。生産工程で気になる部分があれば、工場側に改善を要求することもあります。(S.U.)

中国の工場は日本でいうところの会社です。だから新規商品の開発時には、その工場がきちんとした工場、つまり会社なのかを確認し、そこで商談をしたりサンプルを見たりします。当然価格交渉も。商談まで進んだとしてもその商品を開発しないという判断に至る場合もあります。(T.I.)

成功/失敗の経験談を教えてください

営業だった時、仕入れた商品の中には利益が出なかった商品もありました。非常に苦労しましたね。取引を始めたばかりの頃は良い条件を出してもらえず、無理をして販売していました。でもそれがあったおかげでメーカーとの関係が築けて取引拡大に繋がりました。そこから当社の留め型(出荷を特定の業者に制限して生産する商品)を生産してもらって利益の出る取引ができるようになっていきましたね。失敗から成功に繋げられた良い経験です。(T.I.)

座談会の様子

僕は目立った成功経験はないですが、トラブルが発生したときにいかに素早く対応するかで、お客様との信頼関係が築けるかどうかが決まると痛感させられましたね。予想外の事態が起きたときにスピードを持ってどう対処するか、シンプルで基本的なことかもしれませんが、信頼関係を築く上で非常に大切なことだと思います。(S.U.)

私の成功の経験談は商品原価にかかるコストを抑えられたことです。 輸入にあたり、フォワーダーに諸々の業務を依頼しているのですが、以前は依頼したことのある会社に任せていただけでした。しかし他にも何社か実際に利用してその特徴を把握し、最も当社に適した会社に変更しました。日本と中国の会社を利用することで融通を利かせてもらったり、その時の一番良い条件で取引できたりするようになりました。(T.N.)

T.N.さんがそうしてくれたおかげで、中国から日本に適正な在庫量が仕入れられるようになりました。1社だけでなく数社利用し交渉材料を作ることで、物流費用が下がって、結果的に商品原価も下がりました。 普段の業務では目立たないところではありますが、非常に貢献してくれました。(T.I.)

管理職になってから初めて気が付いたことはありますか?

会社が良くなるのも悪くなるのも、従業員一人一人にかかっているということです。設立間もない当時のMOAは少数精鋭で、自分で仕事を作っていかないといけない状況でした。だから今の会社規模になるなんて想像もできませんでしたよ。社員一人一人が会社を良くしていく、大きくしていくと自覚するように促していかないと会社は良くならないのだと痛感しましたね。
うまくいっている時こそ危機感を持ち、自発的に行動することが重要です。日々部下に背中を見られているという意識をもち、その手本になるよう仕事をしています。(T.I.)

部署の目指す方向について聞かせてください

海外事業部の売上年間100億円、これが部署の目標です。売上100億円を達成するというのが、メーカーとしてみなされる1つの目安になるのではないかと思います。いつもこの数字に近づくために何をしなければならないのか、何が足りていないのかを考えて動いています。その先で、世の中にまだ出ていない本当の新商品を開発していけたらいいですね。(T.I.)

これから挑戦してみたいことはなんですか?

S.U.さんはコスメを作りたいと言っていましたよね?(T.N.)

そうだね、前に話していたことがあったね。maxzenは今のところ家電のみですが、家電以外の商品があっても良いのではないかと思いました。それに商品を買うのは女性が多く、家庭中の決定権を持っている方が多いので、その人たちが一番お金を使う場所と言えば、「ペット用品」や嗜好品の「化粧品」。化粧品は法律で制限されている部分もあるので実現できるかは分かりませんが、新しい商品カテゴリとして展開できたら良いと思います。(S.U.)

座談会の様子

現行商品とセットで販売できるテレビ台やインテリアの開発をしてみたいなと思っています。家電ではないけれど、家電や暮らしに関わるものに挑戦出来たら良いですね。maxzenとは大分離れてしまいますが、自分の興味のある分野の商品を開発して、世の中に出すというのが入社当時からの夢です。例えばS.U.さんの仰っていた化粧品もそうですし、衣料品は中国が得意な分野なので、そういったカテゴリもいつか挑戦できたら良いなと思います。(T.N.)

私の挑戦してみたいことは、やはり先ほど部署の進むべき方向の部分で話した、世の中にまだ存在していない新商品の開発ですね。冷蔵庫は誰かが最初に開発したから今様々な会社から発売されています。そうではなく、世の中に必要なもの、世に出さないといけない商品をmaxzenが最初に開発出来たら良いですね。(T.I.)